PLAT UMEKITA
PLAT UMEKITAが2025年度グッドデザイン賞を受賞!
TOPPANは、都市と自然が交差する大阪・うめきた公園の中心に誕生したインフォメーション施設「PLAT UMEKITA」において、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました 。
「PLAT UMEKITA」は、うめきた2期のテーマである「みどりとイノベーションの融合拠点」に呼応し、「Ethical-TAINMENT(エシカルテインメント)」を柱に設計されました。企業のサステナブルなアクションやエシカルな概念を、「楽しさファースト」の娯楽(エンターテインメント)として編集し、体験を通じて生活者に伝えるTOPPAN独自のユニークな情報発信空間です 。
「PLAT UMEKITA」のデザインコンセプト
PLAT UMEKITAが位置するうめきた公園は、都市の窮屈さの隙間に出来た心地の良いゆとりを生む豊かな場所。そんな公園と都市
をつなぐ結節点として、エシカルな感覚を養う場としての空間デザインを目指した設計を行いました。
柱となった3つのデザインコンセプトをご紹介します。
1- SEAMLESS(公園と繋がる): 建築デザインの意図と呼応するように間仕切りがなく、開放的な空間設計。公園と施設がシームレスにつながり、PLATUMEKITA での活動が公園に滲みだす事を期待し計画を行いました。
2 - SUSTAINABLE(気づきを与える): 公園の植栽に用いられる「客土」を左官材に活用した「インフォカウンター」や、展示什器には木の香りのする国産杉の間伐材を活用。公園に転がる「石ころ」をモチーフにした暮らしを取り巻くマテリアルを「ころ」として施設内に配置することで、小さな気づきや疑問を与え、眼差しを変えるきっかけを生む設計に仕上げました。
3 - FLEXIBLE(可動什器): 施設内の物体はカウンター以外全て可動式のフレキシブルな什器に。様々な展示や企画演出に対応した空間構成です。また大型LED ビジョンは公園の情報発信をベースに、表示形式をアレンジ可能なシステムを導入し、自由なバリエーションで表現できるツールにしました。
まだ見ぬつながりの生まれる場所
INFO、IDEA LAB.、GALLERYの3つの機能を持つPLAT UMEKITA。企業と生活者をつなぎ、エシカルなテーマを軸としたイベントを継続的に開催しています 。これまでに、日用品の廃材を楽器にする「アップサイクル・アニマルズ」や、フードロスを考える「食のミライ放送局」など 、「 Ethical-TAINMENT」を体現する体験を通じて、大人も子どもも関係なく、エシカルな感覚を楽しく養う「未来のための遊び場」という新しい価値を創造している点が、高く評価されました 。
TOPPANはこれからも、PLAT UMEKITAから広がるつながりを生み出し続けます。