新しい展示会の形~CO2ネットゼロブースへの挑戦~
「サステナビリティをリードする企業として展示会への出展はすべきか?また、出展するとしたらブースはどうあるべきか」という問いに対し、「CO2ネットゼロブース」を目指すことを決断しました。 出展を行う上で排出するCO2の算定範囲を洗い出し、量を見える化。制作、運営における環境負荷の低減に徹底的にこだわり、削減しきれないCO2についてはカーボンオフセットを実施しCO2ネットゼロブースを実現しました。 来場者の移動・宿泊に伴うCO2の排出も算定範囲に含めることで、すべてのパートナーと共に脱炭素社会を実現していくメッセージを発信しました。
ブース造作の素材選びにおいては、運搬時のCO2コストを削減するためブース壁面をアルミフレームと布素材で構成するなど部材の軽量化を目指しました。展示什器やグラフィックパネル等についてもリサイクル可能な部材を活用し、パンチカーペットなど削減できる装飾は省いて設計を行いました。運営についても、出展目標とCO2削減の双方を達成するために、運営手法の検討や人員配置の最適化を図りました。